全 国
3月26日17時更新
【3月26日更新】
 21日土曜日の朝、鹿児島から今年のさくら前線はスタートしました。23日までに東京など計10地点、26日までに大阪など計19地点で開花しています。

 今年の桜は、東日本で平年より早く、西日本では平年並かやや早い開花となっています。関東から西ではだいたい昨年と同じ時期の開花です。
 この冬は、12月に強い冷え込みがあったため、桜の花芽は比較的スムーズに休眠から覚めた地域が多いと考えられます。
 2月の気温は北日本で高く、そのほかの地域は九州を除いて平年並みかやや高めとなりました。3月第2週は寒の戻りがありましたが、第3週は気温が高い日が続いたため、桜の開花は平年より早い地域が多くなっています。
 第4週は気温が下がりましたが、27日からは暖かさが戻るため、29日日曜日には見頃になる地点も多いでしょう。
 今後も暖かさが続くため、北日本では平年より大幅に早く咲くところがある見込みです。
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各地の開花・満開予想日
関東甲信
地点 開花日 満開日
水戸 3/29 4/4
宇都宮 3/29 4/3
前橋 3/28 4/2
熊谷 3/27 4/1
東京 3/23 3/30
銚子 3/29 4/3
横浜 3/23 3/31
長野 4/6 4/11
甲府 3/25 3/31
東海・北陸
地点 開花日 満開日
静岡 3/22 3/29
名古屋 3/21 3/29
岐阜 3/23 3/31
3/29 3/31
新潟 4/4 4/9
富山 4/1 4/6
金沢 3/31 4/5
福井 3/30 4/3
近畿
地点 開花日 満開日
彦根 3/30 4/4
京都 3/27 4/2
大阪 3/26 4/2
神戸 3/27 4/2
奈良 3/27 4/1
和歌山 3/23 3/31
中国・四国
地点 開花日 満開日
岡山 3/28 4/2
広島 3/24 3/31
松江 3/28 4/2
鳥取 3/28 4/2
高松 3/24 3/31
徳島 3/28 4/1
松山 3/27 4/1
高知 3/22 3/30
下関 3/25 4/1

九州
地点 開花日 満開日
福岡 3/22 3/30
大分 3/26 4/2
長崎 3/22 3/31
佐賀 3/22 3/31
熊本 3/21 3/29
宮崎 3/22 3/31
鹿児島 3/21 3/30
奄美・沖縄
地点 開花日 満開日
名瀬 1/20 1/29
那覇 1/15 1/29
南大東島 1/15 2/13
宮古島 1/22 2/4
石垣島 1/6 1/24
◇背景が濃いところは、既に開花
または満開になった地点です。
◆沖縄・奄美はヒカンザクラで、
予想の対象ではありません。
東北
地点 開花日 満開日
青森 4/19 4/24
秋田 4/10 4/16
盛岡 4/12 4/19
仙台 4/4 4/9
山形 4/10 4/15
福島 4/3 4/7
◆稚内・旭川・網走・帯広・釧路
  はエゾヤマザクラ。
北海道
地点 開花日 満開日
札幌 4/26 5/1
稚内 5/8 5/12
旭川 4/30 5/3
網走 5/6 5/8
釧路 5/10 5/13
帯広 4/29 5/2
室蘭 4/29 5/4
函館 4/21 4/26

さくら開花・満開予想について
◎2015年・発表スケジュール
・第1回 1/23(金) 九州~関東・北陸(新潟・長野除く)
・第2回 2/ 5(木) 新潟・長野・東北南部予想開始
・第3回 2/19(木) 東北北部予想開始
・第4回 2/26(木) 北海道予想開始
 ~3/2(月)以降、実況は毎日、予想は毎週月・木に更新~
 ※発表開始日は、3か月で確実に満開になるように決めています。

◎対象地点など
 予想対象は、気象庁の標本木です。各気象台内や、その周辺にあります。
 今年も桜の観測が続けられる58地点のうち、奄美・沖縄地方を除いた53地点について、予想を発表しています。
◎開花・満開の定義
 開花:標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態
 満開:標本木で80%以上のつぼみが開いた状態
 それぞれの状態となる最初の日を開花日、満開日として予想します。(気象庁の生物季節観測の基準と同様)

◎開花・満開予想の算出手法
 桜(ソメイヨシノ)の開花・満開は、気温に大きく左右されます。
 気温と開花日の関係については、青野ら(1990,2003)を参考とし、 近年の傾向に合うよう、最新のデータで推計しなおし、調整しました。
 気温と満開日の関係については、上記の開花日との関係をベースに、 朝倉ら(2009)や永田洋ら(2010)を参考にして、推計しました。
 予想気温については、週間予報・1か月予報アンサンブル・3か月予報を 独自に解析し、統計処理を加えて地点ごとに算出。
 これをベースに近年の傾向や自己相関などの気温の特性を考慮して、 各地点10000通りの気温推移をシミュレーション。
 これを、上記のさくら開花・満開日推定式を使って 10000通りの開花・満開日に変換し、開花確率グラフを作成しています。
 開花・満開予想日は、この10000通りの開花・満開日の平均としています。

◎参考文献
○青野靖之・小元敬男(1990)「チルユニットを用いた温度変換日数によるソメイヨシノの開花日の推定」農業気象,45,243-249
○青野靖之・守屋千晶(2003)「休眠解除を考慮したソメイヨシノの開花日推定モデルの一般化」農業気象,59,165-177
○朝倉利員・弦間洋(2009)「広範囲に適用できるサクラの新しい満開予測法」日本気象学会平成21年春予稿集
○大谷義夫(2006)「気象生態反応に基づくニホンナシの開花予測」栃木農試研報,No58,7-16
○気象庁(1996)「新しいサクラの開花予想」気象庁解説資料第24号
○永田洋ら編(2010)『さくら百科』丸善
○渡辺正太郎・増田雅昭(2012)「長期予報を活かした独自さくら開花予想」天気2012年6月号,10-11

Photo by Kazuya Takahashi


2014予想結果
昨年の予想に関する全国検証データ

さくら2014
昨年の開花・満開日 from 気象人

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